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国道53号グレードアップ委員会
会長 津山市長 中尾 嘉伸

 国道53号グレードアップ委員会も設立以来3年を迎え、機関紙『備前・美作五十三次ふれあいだより』第2号の発刊のはこびとなりました。
 委員会の基本方針である岡山・津山間の時間短縮、交通混雑解消のため岡山国道工事事務所で整備を進めていただいておりました金川バイパス(御津町金川地内延長1.9km)が、平成8年8月8日開通し、津山市など県北から岡山空港・岡山市街地などへのアクセスの向上が図られました。
 また、平成8年の4月には岡山県のほぼ中央に位置する久米南町に、人と街との交流ステーション『道の駅くめなん』もオープンし、地域と地域をつなぐ情報の集積発信基地としての機能のみならず、広域的な連携と交流による活力ある地域づくりに大きな役割を果たすことが期待できます。
 一方ソフト面では、1市6町(御津町〜奈義町)の名所旧跡・特産物・人情等を紹介した番組の放映や『いきいきと地域が輝く道づくり』と題して企画した『ふれあい街道スタンプラリー』など沿線市町を広くアピールするため、道路利用者への効果・地域の特性を生かした発想と創意工夫により、積極的に数々の取り組みを進めております。
 今後とも、委員会の整備方針であります『快適性・安全性・利便性』を目指した道路整備を道路利用者はもとより、沿線住民の参画をいただき、官民一体で推進していきたいと考えておりますので、一層のご理解ご協力をお願い致します。


建設省岡山国道工事事務所津山出張所
所長 伊藤 博昭

 建設省津山出張所は、国道53号の内、御津郡御津町中山〜勝田郡奈義町馬桑(管理延長L=78.3km)までの道路の維持管理を行っています。
 道路は、快適で安全性に十分配慮して整備していますが、さまざまな気象条件にさらされ、日々増大する交通量を支えるうちに、破損や損傷がみられるようになります。見た目にはわずかな損傷も、放っておけば安全性の低下により道路としての機能を失うことにもなりかねません。特に当地域では、落石や豪雨による土砂崩れなどの自然災害の危険もあります。このような危険を未然に防ぎ、常に良好な状態に保つとともに、道路や沿道環境を守り、利用者の通行に支障を及ぼさないため、またいつでも利用できるように、毎日パトロールと日常的な維持管理および修繕を行っています。


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